プロバスケットボールリーグさながらの迫力があるイスバス

「イスバス」というスポーツを耳にしたことがありますか?イスバスとは、車イスでのバスケットボールのことで、日本ではイスバスという愛称がつけられ、広く知られるようになってきています。

パラリンピックでも人気の高い競技で、プロのバスケットボールリーグ顔負けのプレーも飛び出し、観衆を引きつけています。

そんなイスバスの魅力をご紹介しましょう。

鮮やかな車イスさばきがプレーの醍醐味

イスバスは、選手が車イスに乗ってプレーすることを除けば、通常のバスケットボールとほぼ同じです。

コートも通常のバスケットボールと同じコートを使用し、ゴールの高さも同じです。

イスバスで使う車イスは、一般の車イスと違って競技用のものが用いられ、その特徴は正面から見て車輪が八の字になるように設定され、素早く回転できる利点があります。

また軽量で衝撃に強い仕様となっており、後方には転倒を防止するために小さめの車輪が取り付けられています。

ボールを操りながら車輪を操作するため、車イス同士で接触したり、転倒したりすることも当たり前の光景となっており、激しくボールを奪うシーンは格闘技さながらです。

その一方で、片輪を浮かせるティルティングや素早いターンからのシュートなどハイレベルな技術も見られ、通常のバスケットボールとはまた違った見どころや醍醐味があります。

障がいの重さに配慮した出場資格

イスバスは障がい者のスポーツですが、障がいの重さはさまざま。

そのため障がいの程度に応じてクラス分けがなされ、それぞれにポイントが与えられています。

障がいが軽度な人ほどポイントが高く、重度の人ほどポイントは低くなっています。

コートで一度にプレーできる選手のトータルポイントには上限があり、重度の障がい者でも出場できるように配慮されています。

また、四肢の障がい者や重度の障がい者向けに、フリースローサークルの真ん中にもう一つゴールを設けた「ツインバスケットボール」も考案され、障がいの程度に応じてバスケットボールを楽しめる環境も整備されています。

世界ではプロ選手も活躍

パラリンピックの花形競技の一つに数えられるイスバスは、年々人気を集め、全国各地でチームが作られるようになりました。

バスケットボールリーグのような連続した試合はありませんが、男女別で全国大会や国際大会が定期的に開かれています。

選手の中には国際的に活躍するプロプレイヤーもいて、人気を盛り上げています。

プロならではのトリッキーなプレーは、バスケットボールリーグさながらの面白さが堪能でき、健常者の目線からも楽しめます。

年を追うごとに進化していくイスバスに、これからも目が離せません。